ビタミン・ミネラルとは

ビタミンとは、エネルギーや身体の組織を作るのを助けたり、生殖機能・免疫機能などの身体の機能を維持する作用がある有機化合物のことです

三大栄養素（たんぱく質・脂質・糖質）に比べて必要量は少ないですが、

体内ではほとんど合成できないため、食べ物から摂取する必要があります

不足すると欠乏症を引き起こすため、人間にとっては必要不可欠な栄養素です

ミネラル（無機質）とは、体を構成する「酸素、炭素、水素、窒素」の主要4元素以外のものの総称です

ミネラルは、生体の様々な機能の維持に必要で、不足すると欠乏症になり、身体の不調の原因となります

反対に摂りすぎると過剰症の危険もあります

どのミネラルも人間の体内では合成できないので、食事から摂取が必要です

ビタミンの種類

ビタミンは全部で13種類あり、性質によって脂溶性と水溶性に分けられます

脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミンは、油脂に溶けるが水に溶けないビタミンのことをいいます

ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKの4種類あります・

脂溶性ビタミンは必要以上に摂取すると過剰症を引き起こすこともあります

水溶性ビタミン
水溶性ビタミンは、水に溶けるビタミンのことをいいます

ビタミンB群（8種類）・ビタミンCの9種類あります

多量摂取しても、必要のない分は尿中に排泄されるため、過剰症の心配はほとんどありませんが、

身体の中に溜め込むことはできないので、毎日しっかり摂取する必要があります

ミネラルの種類

私たちの体に必要な必須ミネラルは16種類で、「多量ミネラル」と「微量ミネラル」に分けられます

多量ミネラル

ミネラルのうち、体内に存在する量が比較的多いもののことです

主要ミネラルともいいます

ナトリウム・カリウム・カルシウム・リン・マグネシウム・塩素・イオウがあります

微量ミネラル

体内の含有量が多量ミネラルよりも少ないミネラルのことです

必須ミネラルでないものも含めると22種類あります

鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン・コバルトがあります

マルチビタミン・ミネラルを摂るべき人と摂るべき理由

厚生労働省による「健康日本21（第二次）」では、生活習慣病などを予防し、

健康な生活を維持するための目標値の一つに「野菜類を1日350ｇ以上食べましょう」と掲げられています

野菜には豊富にビタミン・ミネラルが含まれているため、毎日意識して食べることが必要です。

しかし、ライフスタイルにおいて、食物からだけでは十分なビタミンやミネラルを摂取できない人・

低カロリー食を実行している人・食欲があまりない人などは、ビタミン・ミネラルが不足する可能性があるため、マルチビタミンを摂る必要があると言えます。

しかし、マルチビタミンミネラルサプリメントは、健康的な食事に大切なさまざまな食物を食べることに取って代わることはできません。

食物はビタミンやミネラル以上のものを提供します。

また、食物には健康上効果があると思われる食物繊維や、他の成分も含有しています。

あくまでも補助として、必要がある場合に摂取しましょう

それぞれのビタミンの効果を解説

ビタミンA

皮膚や粘膜・目の機能を正常に保つ働き・強い抗酸化作用があります

ビタミンD

カルシウムの吸収を高めて、丈夫な骨や歯をを作るのを助けます

ビタミンE

強い抗酸化力により、細胞膜を保護したり、血行をよくしたりする働きがあります

ビタミンK

出血したとき血液凝固に関わるほか、丈夫な骨を作るのを助けます

ビタミンB1

糖質の代謝に関わり、神経機能を正常に保つ作用をあります

ビタミンB2

糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関わり、発育促進作用もあります

ナイアシン

糖質・脂質・たんぱく質の代謝を促すほか、幅広い反応に関わります

ビタミンB6

たんぱく質の代謝をサポートしたり、脳の神経機能の維持を助けたりします。

ビタミンB12

赤血球の生成や、DNAの合成を助ける作用があります

葉酸

細胞の新生をサポートしたり、正常な造血作用を促したりします

パントテン酸

補酵素コエンザイムAの構成成分となり、様々な反応に関わります

ビオチン

糖質・脂質・たんぱく質の代謝への関与や、皮膚の炎症を抑える作用もあります

ビタミンC

皮膚・血管・筋肉・骨を丈夫にするほか、酸化防止の働きもあります

それぞれのミネラルの効果を解説

ナトリウム

体内の水分量の調整や筋肉の収縮などに働いています

カリウム

心臓や筋肉の機能を維持し、ナトリウムとともに体内の水分量を調整します

カルシウム

骨や歯の材料になるほか、神経鎮静作用、筋肉調整作用などがあります

リン

骨や歯の材料になるほか、エネルギー代謝にも関わります

マグネシウム

骨の材料になるほか、血管収縮を抑え、血圧を調整する作用があります

塩素

ナトリウムと一緒に体内の水分量をコントロールします

イオウ

アミノ酸の構成成分として、皮膚や爪・毛など、組織の材料となります

鉄

全身に酸素を運搬する赤血球中のヘモグロビンの材料になります

亜鉛

皮膚や体の成長に関わるほか、免疫機能や、味覚を正常に保つ働きに関わります

銅

鉄の吸収を促進したり、酵素の材料になって代謝をサポートしたりします。

マンガン

エネルギー代謝や骨形成に必要で、さまざまな酵素の構成成分にもなります

ヨウ素

甲状腺ホルモンの成分で、エネルギー代謝や発育促進に関わります

セレン

強い抗酸化作用があり、活性酸素の抑制に働きます

クロム

インスリンの働きを助けるほか、糖質や脂質の代謝に必要な栄養素です

モリブデン

補酵素として尿酸の産生を助けるほか、さまざまな酵素の成分となります

コバルト

ビタミンB12の成分となり、赤血球の生成などに関わります

BEYOND社のマルチビタミンサプリメントの特徴とメリット

・素材は野菜・果物・海藻・酵母など自然界から取れる素材のみを贅沢に使用

・ビタミンC　1000mgの高配合

・1回分がパック式になっているため、持ち運びがラクで、忙しい毎日でも欠かさず飲み続けることができる

比較表

	ビタミン量	ミネラル量	ビタミンC	ビタミンD
BEYOND社製品	15種	12種	1000mg	17.5μg
N社製品	12種	7種	125mg	10.0μg
D社製品	13種	10種	100mg	5.5μg

BEYOND社のサプリメントについては、こちらも合わせてお読みください

【徹底解説】トレーニングにおすすめのサプリ EAAの効果とは！？

まとめ

ダイエットにビタミンが必要な理由と、おすすめのマルチビタミンサプリメントも紹介いたしました

ライフスタイルにおいて、食物からだけでは十分なビタミンやミネラルを摂取できない人は、

マルチビタミンを摂る必要があります

上記の比較表をマルチビタミンサプリメント選びの参考にしてみてください！

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